ツンデレ専務と恋人協定
床に買ってきたものだけ置き、ふたりのいるリビングには入らずに待っていた。
あまり喧嘩をしないふたりだけど、こんな時だから仕方ないと思い私は静まるのを待つ気でいた。
だけど“離婚”と言う言葉が聞こえてきて私は思わず扉をあけた。
ふたりして私に視線を向け、気まずそうにしている。
「…離婚ってなに?」
夫婦の間に入ったらいけないのは、私も大人なんだからわかってるつもりだ。
だけど、私にとったらふたりは理想の夫婦でもあるし、こんなことで離婚してほしくない。
「春樹が…離婚しようって…」
お姉ちゃんは涙を流しながら私に向けてそう言った。
私はお姉ちゃんの横に座り、お姉ちゃんの背中に腕を回した。
「春樹さん、なんで?」
「栞奈ちゃん、ごめんね。だけど、借金のせいで愛奈に苦労をかけたくない。それにまだ店のローンだってあるのに…」
春樹さんはお姉ちゃんに借金のせいで苦労をかけると思って離婚をしようとしてるんだ。
「それから栞奈ちゃんの貯金も使えない。気持ちは嬉しいけど、全部自分のせいだから。ひとりで何とかするよ」
あまり喧嘩をしないふたりだけど、こんな時だから仕方ないと思い私は静まるのを待つ気でいた。
だけど“離婚”と言う言葉が聞こえてきて私は思わず扉をあけた。
ふたりして私に視線を向け、気まずそうにしている。
「…離婚ってなに?」
夫婦の間に入ったらいけないのは、私も大人なんだからわかってるつもりだ。
だけど、私にとったらふたりは理想の夫婦でもあるし、こんなことで離婚してほしくない。
「春樹が…離婚しようって…」
お姉ちゃんは涙を流しながら私に向けてそう言った。
私はお姉ちゃんの横に座り、お姉ちゃんの背中に腕を回した。
「春樹さん、なんで?」
「栞奈ちゃん、ごめんね。だけど、借金のせいで愛奈に苦労をかけたくない。それにまだ店のローンだってあるのに…」
春樹さんはお姉ちゃんに借金のせいで苦労をかけると思って離婚をしようとしてるんだ。
「それから栞奈ちゃんの貯金も使えない。気持ちは嬉しいけど、全部自分のせいだから。ひとりで何とかするよ」