ツンデレ専務と恋人協定
それに、専務が知ったらなんて思うだろう?


専務とは関わらないほうがいいのに、何かあるたび私は専務のことを考えてしまう。


翌日から私は常務の専属秘書になった。

もともと常務にはふたりも秘書がいて、そのうちのひとりが来月で退社することになり私がその代わりを勤めることになった。

気まずくなるのは嫌だけど、常務に早く返事をしようと決め45階へと出勤した。

早く出勤しすぎたせいか、常務はもちろんだけど秘書のふたりもまだ出勤していなかった。

私は掃除をしながら、みんなが出勤してくるのを待った。

そして、秘書のふたりが出勤してきて挨拶を交わし早速仕事を教えてもらいはじめた。

いろいろと教えてもらっていると常務が出勤してきて、私は挨拶のために常務の部屋へと入っていった。



「おはようございます。本日からよろしくお願い致します」

「おはよう。専属秘書なんて断られるかと思ったけど引き受けてくれて良かったよ。よろしく」



挨拶を済ませると、早速この前の返事をしようと思った。


「常務、すみません、この前の…」

「プライベートの話なら今度聞くよ。申し訳ないけど、仕事中は仕事の話だけにしてほしい」

「はい、申し訳ございません。気をつけます」


私は常務に謝罪して、部屋を後にした。



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