ツンデレ専務と恋人協定
無事にお金も返し終わり、何の問題ももう起きないと思い込んでしまっていた。
なのに、今度はアメリカ行きだなんて。
私も専務と同じように離れるなんて嫌だ。
遠距離なんて考えただけで寂しくなるし、別れるのは絶対に無理だ。
だけど、アメリカに一緒に行く勇気もない。
英語も話せない私が行ったって、仕事なんて出来るわけないし、専務に迷惑ばかりかけることになる。
やっと対等に付き合っていけるって思っていたのに。
翌日、朝一番で出勤してきたばかりの常務に呼び出された。
「栞奈さん、昨日は突然ごめんね」
アメリカ行きの事ばかり考えていて、昨日常務に好きだと言われたことを忘れさっていた。
「あの後、李人と喧嘩にならなかった?」
「いえ、大丈夫です」
「そうか。昨日、李人のアメリカ行きを聞いて、栞奈さんまでついて行ったらどうしようって妙に焦っちゃってね」
切なそうな表情で話す常務に、何故か胸が締め付けられる。
「いきなり訪ねてあんなことを言ってごめんね」
「いえ」
さっきから謝ってばかりの常務は、仕事のときの常務の姿はどこにもない。
「でも、昨日言った気持ちは本心だから。最初は李人の女をからかうつもりだったけど、いつの間にか栞奈さんの真っ直ぐなところとか、優しいところを好きになってしまった。李人より先に出会っていたらよかったって後悔してる」
常務に付き合おうって言われたり、抱きしめられたりしたことがあったけど、深く考えないようにしていた。
それに、常務は専務を蹴落とそうと私に構ってきているのかなって思ったこともあった。
それなのに、こうして改まって言われるとどう受け止めていいのかわからない。
なのに、今度はアメリカ行きだなんて。
私も専務と同じように離れるなんて嫌だ。
遠距離なんて考えただけで寂しくなるし、別れるのは絶対に無理だ。
だけど、アメリカに一緒に行く勇気もない。
英語も話せない私が行ったって、仕事なんて出来るわけないし、専務に迷惑ばかりかけることになる。
やっと対等に付き合っていけるって思っていたのに。
翌日、朝一番で出勤してきたばかりの常務に呼び出された。
「栞奈さん、昨日は突然ごめんね」
アメリカ行きの事ばかり考えていて、昨日常務に好きだと言われたことを忘れさっていた。
「あの後、李人と喧嘩にならなかった?」
「いえ、大丈夫です」
「そうか。昨日、李人のアメリカ行きを聞いて、栞奈さんまでついて行ったらどうしようって妙に焦っちゃってね」
切なそうな表情で話す常務に、何故か胸が締め付けられる。
「いきなり訪ねてあんなことを言ってごめんね」
「いえ」
さっきから謝ってばかりの常務は、仕事のときの常務の姿はどこにもない。
「でも、昨日言った気持ちは本心だから。最初は李人の女をからかうつもりだったけど、いつの間にか栞奈さんの真っ直ぐなところとか、優しいところを好きになってしまった。李人より先に出会っていたらよかったって後悔してる」
常務に付き合おうって言われたり、抱きしめられたりしたことがあったけど、深く考えないようにしていた。
それに、常務は専務を蹴落とそうと私に構ってきているのかなって思ったこともあった。
それなのに、こうして改まって言われるとどう受け止めていいのかわからない。