ツンデレ専務と恋人協定
2人でお姉ちゃんに結婚の報告へも行き、結婚が決まってからはいろいろと忙しくなってきていた。

アメリカへ行く前に結婚式を済ませなくちゃいけないし、専務はアメリカ行きのこともあって仕事だけでも忙しくしている。

私は結婚式の3日前に退社をして、マンションを引き払らい、専務のいるホテルで暮らしていた。


結婚式の前夜。

いつもより早めにホテルに帰ってきてくれた専務は、お腹が空いているみたいで帰ってくるなりルームサービスを頼もうとしている。


「栞奈、何食べる?」

「私はいいです」


明日に備えて、今日は夕飯を抜こうと思っていた。


「何か食ったのか?」

「えっと、まあ」


正直、お昼のサラダとパンを食べてから何も食べていなくて、かなりお腹ぎ減っている。


「まだダイエットしてるのか?」


結婚式の日取りが決まってからダイエットを始めていた。


「ダイエットなんてしなくていいって言ってんだろ」


そう言われても、結婚式には少しでも綺麗になっていたいって言うのが世の女性の気持ちだと思う。


「お前の分も何か適当に頼むぞ」

「え?ダメです!本当に今日は食べないですから」


絶対食べない!
専務がどれだけ美味しいものを隣で食べていても誘惑には負けないんだから。


「俺がそのままのお前でいいって言ってんだろ」

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