ツンデレ専務と恋人協定
洗濯物を干し終えたお姉ちゃんが部屋の中へと入ってきた。
「春樹はもう店に行ったわよ」
「え?もう?」
まだ13時だよ?
お店の開店は18時からなのにこんなに早く行くんだ。
閉店時間は3時だから、帰ってきたのだって朝方だろうに大変だな。
「仕込みとかいろいろあるの!それより栞奈どうするの?」
「どうするって何が?」
首を傾げながらお姉ちゃんに聞き返す。
「仕事のことに決まってんでしょ?」
あー、嫌なことを思い出した。
そうだった私は昨日付けでクビになったんだった。
今日から無職のプー太郎か!
って、そんな呑気なことを言っている余裕なんてない。
家賃や生活費に短大の奨学金の返済だってある。
今までの給料もそこまでよかったわけじゃないから貯金なんてまともにないし。
「しばらく店手伝う?」
昨日、春樹さんもそう言ってくれてたけど甘えるわけにはいかない。
お姉ちゃんたちのお店にはバイトさんもちゃんといるのに、私が働くわけにいかない。
二人の負担になるだけだ。
「春樹はもう店に行ったわよ」
「え?もう?」
まだ13時だよ?
お店の開店は18時からなのにこんなに早く行くんだ。
閉店時間は3時だから、帰ってきたのだって朝方だろうに大変だな。
「仕込みとかいろいろあるの!それより栞奈どうするの?」
「どうするって何が?」
首を傾げながらお姉ちゃんに聞き返す。
「仕事のことに決まってんでしょ?」
あー、嫌なことを思い出した。
そうだった私は昨日付けでクビになったんだった。
今日から無職のプー太郎か!
って、そんな呑気なことを言っている余裕なんてない。
家賃や生活費に短大の奨学金の返済だってある。
今までの給料もそこまでよかったわけじゃないから貯金なんてまともにないし。
「しばらく店手伝う?」
昨日、春樹さんもそう言ってくれてたけど甘えるわけにはいかない。
お姉ちゃんたちのお店にはバイトさんもちゃんといるのに、私が働くわけにいかない。
二人の負担になるだけだ。