ツンデレ専務と恋人協定
専務と私が付き合ってるって社内で噂になってるらしいし、一緒に帰るところなんて見られたらもっと噂が広まってしまうよ。

だから会社では、専務と秘書の関係でいたい。

必要なら会長の前ではちゃんと彼女のふりもするし、デートだってする。

だけど、会社の中だけは避けたい。


「何でだよ?」

「誰かに見られたら…」

「俺といるとこを見られたらまずい奴でもいんのか?この前の企画営業部の奴か?最近よく一緒にいるしな」

「えっ?」


なんで知ってるの?
私がヤマトといるの。


「お前は俺の女だって自覚してるのか?頭でわかんねぇなら体に教えるぞ」


えっ!?

一瞬の出来事で頭の中が真っ白になってすぐ反抗することも出来なかった。

私は両手で頭を押さえつけられ専務にキスをされてしまった。

何が起こっているのか理解すると同時に専務の体を押しのけた。


「な、なにするんですか!?」

「なにって、キスだろうが!」


そんなことは分かってる。
私が言いたいのは、なんでするかってことで…。


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