ツンデレ専務と恋人協定
だけど全くどこも悪くないし、こんなに気にかけてもらって申し訳なくなる。

なのに、大丈夫だと言い出せなくて結局送ってもらうことになった。


「専務、すみません」

「何がだよ?」


専務は車を運転しながら横目で私を見てくる。


「わざわざ送っていただいて」

「送るのは当然だろ。それよりお前あんま無理すんなよ!疲れがたまってんじゃねぇのか?最近疲れた顔してるしな」


そうかな?自分じゃ全く気づかないけど。


「全然疲れてないから大丈夫です」

「その目の下のクマをなくしてから言え」


そう言われて、最近睡眠時間がかなり少ないことを思い出した。

ここ最近、家に帰ってからも秘書検定の勉強をしていた。

専務が仕事をやり始めてから私もそれなりに仕事が増えてきたけど、秘書なんてやったことないしわからないことだらけだった。

だから、勉強して秘書検定を受けようと思ってやり始めた。


「今日は早く寝ます」

「そうしろ。なんなら一緒に寝てやろうか?」

「え?」


専務は一瞬驚いた私を見て楽しそうにニヤニヤ笑ってる。


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