最後の恋愛Ⅱ
大麦が、私に本気・・・?

それってどこをどう見て・・?

だって、こんなに次々と決別出来てないモトカノが出てくるし・・

すぐに何かしてこようとかするし・・

ふたりになった時に見せる、そのしぐさとか、ふとした瞬間の笑顔とかに、キュンとくることは・・・

確かにある。。。

好きだ、とか愛してる、とか・・・言われると嬉しいし、ドキドキする。

私は、

怖いんだ。

好きになったら・・・

きっと、夢中になる。

「ちょっと!」

ハッとして目の前を凝視。

湯気の上がる湯のみが乗ったトレーを持ってこっちを見ている如月さんとばっちりと眼が合った。

「交代。」

あ、はいはい交代ね交代。

えええ、っていうか私が大麦にお茶を?

お茶を入れるっての?

マジか・・・

そもそも、仕事場で人のためのお茶なんか、どんぐらいぶりだ?

だって、いつもは日下部さんがしてくれるからな・・・。

えっと・・・

「じゃあ・・・。」

私は、仕方なく急須を手にとった。
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