最後の恋愛Ⅱ
いてもたってもいられなくて、恥を忍んでつながりのある父親のコネを使って、ここまで追いかけてきてみたら・・・

そこには自分よりも劣る女が大麦の彼女として存在してたら・・・

やっぱり・・・許せないんじゃないだろうか。

大麦のことも許せないけど

その女の人のことを―きっと憎む。

嫌う。

そんな自分が嫌でも

そんな自分を恥じても―

どうにかして、別れさせたいと思うんじゃないだろうか。。。

今の、如月さんのように。。。。

それが、恋する女心ってもんだよね?

うん・・・

分かるよ。

汚れてるって思っても、ダメだって思ってもとめられるものじゃない。

どうしようもない。

だって

だって―

「隼人さん、お待たせ~。」

如月さんはトレーを手に可愛い声を上げた。

この、最低で最悪のスケコマシを愛しちゃってるんだもん。。

愛は盲目。

あばたもえくぼ。

馬鹿な女をよりバカに、愚かに変貌させるんだもん・・・。
< 104 / 226 >

この作品をシェア

pagetop