最後の恋愛Ⅱ
「ほら、行くぞ。」
行くぞって、大麦ぃ!
「もう・・・っ、何考えてるんですかっ?」
キッと大麦を睨み上げて言う。
「何って、大和のことだけど。」
大麦はついと私の腰に手を添わした。
そのまま歩き出す。
「あのね、今朝からこの七転八倒のハプニング続きを何っとも思わないの?」
「思ってるよ、悪かったなって。けど、大和が俺の事無視するから悪いんだろ。」
は~~~?
「無視されるようなことをしてるんでしょうが!」
「そうだけど・・・。」
ぷうと小さく頬を膨らませる。
何だ何だ!
この拗ね大麦は!
かっ可愛いつもりか?
母性本能くすぐり作戦か・・・っ?
「遊び人。」
「もう、大和しか見てない。」
「女ったらし。」
「今は大和だけだ。」
「それ、信じれると思う?まだ1週間も経ってないのに、大麦の過去の女ふたりも登場したんだよ?」
「ごめん、ちゃんとケジメつけるから。」
「はん、どうだか。飽きたらポイってするのが当たり前の男が、突然そんなに一途になれますかね?」
ぷいと顔を背ける。
この間、大麦の手は、ずっと私の腰に添えられたままだ。
けど、何故か・・・嫌じゃないのも事実・・・。
行くぞって、大麦ぃ!
「もう・・・っ、何考えてるんですかっ?」
キッと大麦を睨み上げて言う。
「何って、大和のことだけど。」
大麦はついと私の腰に手を添わした。
そのまま歩き出す。
「あのね、今朝からこの七転八倒のハプニング続きを何っとも思わないの?」
「思ってるよ、悪かったなって。けど、大和が俺の事無視するから悪いんだろ。」
は~~~?
「無視されるようなことをしてるんでしょうが!」
「そうだけど・・・。」
ぷうと小さく頬を膨らませる。
何だ何だ!
この拗ね大麦は!
かっ可愛いつもりか?
母性本能くすぐり作戦か・・・っ?
「遊び人。」
「もう、大和しか見てない。」
「女ったらし。」
「今は大和だけだ。」
「それ、信じれると思う?まだ1週間も経ってないのに、大麦の過去の女ふたりも登場したんだよ?」
「ごめん、ちゃんとケジメつけるから。」
「はん、どうだか。飽きたらポイってするのが当たり前の男が、突然そんなに一途になれますかね?」
ぷいと顔を背ける。
この間、大麦の手は、ずっと私の腰に添えられたままだ。
けど、何故か・・・嫌じゃないのも事実・・・。