最後の恋愛Ⅱ
「はい、教えてくださいよぉ!」

大麦はグラスを傾けて、ゆっくりと口に運んだ。

何か、何か・・・

私と同じものを飲んでいるとは思えないエロさ。

やばいやばい・・・

何だか、フェロモンかけ流しじゃない?

「そうだな、ま・・・確かに最初はなんとも思ってなかったよ。俺のタイプからはかけ離れてたしね。」

「ええ、そうなんだ!ひとめぼれとか、そういうんじゃないんですか?」

「ああ。」

「え~、じゃあ、隼人さんのタイプってどんな女の子?」

ちょっと、何か合コンのノリじゃない?

やめてよ、何でそんな簡単に大麦のこと名前で呼んでんだ!

あ、いやいや

別に私はイラッとなんかしてませんよ?

してませんけどっ!

「お色気フェロモン系で胸がでかくてすぐヤらせる軽くてあとくされない女。俺、女は性欲処理の道具としか思ってなかったから。」

・・・

しーん

場内、見事な冷感温度に包まれました。

あまりの最低男発言に文字通り、水を打ったようになっている。

調子にのっていた日下部さんも、さっきまでのこびた笑顔を顔面にはりつかせたままだ。

なのに、大麦は追い討ちをかける。

「お前もそういう意味ではストライクゾーン。お望みなら抱いてやるけど?」

わ・・・

悪っ!

悪い、けどセクシー!

悪さがセクシー!

何か、エロい!

さすがエロ大麦っエロの猛獣!
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