最後の恋愛Ⅱ
その言葉・・・あまりにも、ぐさりだよ

胸が締め付けられるよ

自分のことじゃなくても、如月さんの胸にも同じ痛みがはしったことは間違いない

大麦はモテただろうし

女の人にも不自由したことなんかないだろうし

あまたの女子をちぎっては投げちぎっては投げしたんだろうから、こんなふうに女の子をフるのだって、別に心を痛めるようなことではないのかもしれない。

けど、・・・

如月さんは、ふるっと震えて、それから顔を上げた。

泣いてるんじゃないかと思ったけど、違ったみたい。

その目は乾いたままだ。

けど、唇をぎゅっと噛んでる。

きっと堪えてるんだろう。

強いのか・・・強がってるのか・・・

「・・・分かった。じゃあラウンド3まで付き合って。それで・・・最後にする。」

はあ・・・

何か、切なくなる。

けど、これが如月さんにとってはケジメになるんだろう。

だったら、付き合ってあげるべきなのかな・・・という気もしないでもない。

そんな男らしい自分がいる。。。

大麦・・・は?

「じゃあ、ラウンド3まで付き合ったら、部長(パパ)のとこに帰れよ?」

・・・そうか、やるのか・・・。

不本意だけど、仕方ない・・・。

やるよ、やりますよ!

やりゃあいいんでしょ、やりゃあ!
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