最後の恋愛Ⅱ
まだ、息が熱い。

それに、口の中に、大麦の味が残ってて、思考回路は全く元に戻ってない。

つい・・・

大麦のこと、好きだとか考えてたような気もするけど―

何か、変なこと口走ったりした・・・のか・・・?

「えっと・・・?」

大麦は私をデスクに下ろすと、もう一度言った。

「今、何てった?」

・・・

いや、そう言われましても・・・

「え、あの・・・」

大麦は、ふうとため息をこぼして、続けた。

「なぁ、大和。」

「はい・・」

「お前、今のキス気持ちよかった?」

・・・

「なっにを・・・」

言ってるんだ、こいつは!

しかも、真顔って!

変態通り越しての鬼畜だから、仕方ないのかもしれないけど!

「俺は気持ちよかった。」

・・・

カァァァッと、私の顔に一気に熱がこもる。

思わず、口元を右手で押さえた。

「そういうことを―」

平然と言うなってば!!!!
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