最後の恋愛Ⅱ
「それって、お前も俺を好きだからだと思うんだけど?」

・・・

それは―

「それは・・・、まだ、分かりません。」

だって、週末まで・・・

「週末まで待つって・・・」

「無理。このまま続きがしたい。」

・・・・

だから、そういうことを言うなっての!

「じゃあ、触るだけ。それなら、いい?」

・・・

あのねぇ

「ここっ、仕事場ですよっ?そういうことは!」

大麦は、私の耳元に唇をよせて囁く。

「俺、本気。」

ぞくぞくっ

大麦の声にも、欲情してる自分がいる。

いやいや、けど、ダメだから!マジで!

「あ、もう、そろそろ戻ります。資料、作り直してきますね。」

デスクから降りようと、足元に視線を向ける―、と、なぜか私は天井を見ていた。

ん?

何で、私はデスクの上で横たわっているんだ?

今、デスクから降りようと―

ぎしっ

大麦が、私の上で照らすライトを遮るように姿を見せた。

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