最後の恋愛Ⅱ
そう、ラウンド3

ラウンド3はどうなったんだよ如月弥生!

「そうだよ・・・」

ここで帰ってどうする。

どうすんだ私!

ラウンド3で如月弥生をぶち負かし、大麦をギャフンと言わせて、目にもの見せてくれるんだ!

帰るもんか!

決戦は・・・

今からだっつ~の!!!!

ふたりの傍に戻ったとき、ふたりは、どう見ても、どっからどう見ても、カップルそのものの状態だった。

腕を組んで、微笑み合って・・・

けど、ここで引くわけにはいかない。

私は、ずいとふたりの間に割り込んで言った。

「如月さん、ラウンド3は私が決める。」

如月さんも大麦もきょとんとしている。

けど、知るもんか!

私は、ドンと大麦を指差して仁王立ちになり、言った。

「ラウンド3は、どっちが大麦をキュンとさせられるか対決よ!」

大麦を・・・私がキュンとさせる確立は皆無に近いのかもしれない。

けど、負けるわけにはいかないんだ。

この勝負!

勝つ!

全身全霊をかけて、勝ちにいきます!!!
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