最後の恋愛Ⅱ
「違います。」

即、否定。

むしろ、イラついてるよ。

「またまたぁ、嬉しいな大和が俺にやきもちを妬いてくれるとは」

「だから、違うって言ってるでしょ。」

私は、語尾を強めて言った。

受け入れられないような別れ方をしたに違いないから聞いてるだけだってば!

大麦はレストランの駐車場に車を入れながら言った。

「他の女と同じ、メールだよ。」

ほらね、やっぱりね

「それっきり逢ってない。メール来てもシカトしてたし。」

・・・

「それで納得の上だと?」

車を止めて、大麦はこちらを向く。

「だって、他の女もこれで全部切れたし。」

あのねぇ・・・

それで切れたとマジで思ってるわけ?

「ただヤリたいだけの女も居れば、そうじゃない女も居るの。彼女はそうじゃない女だったってこと。好きだった人に、メールひとつで別れを告げられてそれっきりになってるんなら、そりゃ・・・納得なんかできないでしょ、それが普通!」

顔が良いからそういう気持ちは分からないんだろうか?

それだと、かなり自分勝手だけど。。。

それとも、軽い女とばっかり付き合ってたってことかな・・

それはそれで可哀想な奴だと思うけどね。
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