最後の恋愛Ⅱ
「こんのスケベっ!」

叫んで車のドアを開こうと手を伸ばした。

あぶない!

このままではここでヤられる!

前の女の整理もちゃんとできてないような節操なし男の刃にかかってしまうぞ!

けど、大麦は華麗に私の手首を握って降車を阻止。

そして、首筋にいとも容易くキスを落とす。

「ひやっ!」

ビクンと私の体が素直にしなった。

「逃げられるとますます萌える」

「そ、そういうのを鬼畜っていうんですよ!」

「お褒めに預かり光栄です」

「褒めてない!」

手首を引っ張られて、軽々と私はシートにお尻をつけた。

ふと気付くと目の前には大麦の姿が

シートはいつの間にか倒されてるし

手際がいいな大麦!

さぞや、こういうのをいつもやっていたのだろうね

何か、ますますイラッとする。

「の、退いてください!」

「やだ」

「殴りますよ」

「いいよ」

「ほ、本気ですからね!」

「うん、だからいいって。」

きゃぁぁぁぁ

大麦は私の上に覆いかぶさると、私の胸を服の上から―

ムニムニ

と、胸をもみつつ唇、首筋、鎖骨にキスをする。
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