最後の恋愛Ⅱ
つけてくるなんて真似をしといて、私、覚悟があるからって何それ。

そんなの嘘じゃないのよ。

「いきなりあんなメール送ってきたから、本当にびっくりしちゃったけど、気の迷いだったって言うんなら、許してあげる。」

お~

上からだね。

そりゃそうか。

強いパパがついてるもんねぇ。

何だかなぁ・・・

私が、男だったら、こんな女は御免だなぁ

超、めんどくさい。

許してあげるって何だ。

別に、許していらないし。

っていうか、大麦何か言えよ。

「隼人さん?」

「大麦くん、君は果報者だよ。実に愛されている。同じ男として羨ましいくらいだ。これに懲りて、女遊びもたいがいにしたまえ。」

うん・・・

そりゃ、そうだ。

女遊びが酷かったがゆえの今の事態だもんね。

女遊びはたいがいにしたまえと、私も言いたい。

そんなんだから、こんな女に、いい年して親まで出してきてぐちぐち言われることになるんだよ!

愚か者め!

「申し訳ないです。」

ああ、サラリーマン大麦。

力に屈したか・・・

愛は力の前には無力の見本だね・・・涙が出そう。

きっと・・・

この人のことを好きになったら、私も傷つく事になる。

それが実証されたって感じだ。
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