最後の恋愛Ⅱ
「あんなのより弥生の方が美味しいに決まってるんだから!」

美味しいとか、親の前で年頃の娘さんが言う言葉ですかい!

パパ!

何とか言っておやり!

「そうだぞ、大麦くん。」

そうだそうだ・・・

って、肯定しちゃったよ!

「俺はようやく運命の女に出会ったんです。もう何があっても、他の女は見れない。」

おおおお

は、恥ずかしい!

恥ずかしいけど、悪い気はしない!

「弥生は運命の女じゃなかったって・・・こと?」

「何てことを言うんだ、大麦くん!」

「すみません、けど、事実です。」

「そんなの、そんなの認めないし!」

「お前の許可は求めてない。別れてくれ頼む。」

うううう・・・

私、こんなこと言われたら泣くよ?

泣いてわめいて叫ぶよ?

殴る蹴るの暴行を与えるよ?

警察が来る可能性さえも視野に入れるよ?

「いやっ!」

強い!

強いね、弥生ちゃん!

うん、その強さは私以上だ!
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