自惚れ男子の取説書【完】
女は怖い…って小田さんが言っていた意味をようやく理解する。本当に苦労してるんだな。
でも…
「女として見られてないって事じゃないかな。確かに小田さん優しい所あるけど、私暴言吐かれてばっかりだし。バカとかアホとか」
思えば出会った日、私は触れられもしなかった。
そりゃああれで手を出されてたら、小田さんを好きになることなんてあり得なかったけど。それも今となっては女として魅力が無いのかと落ち込む。
「えっ、ちょっと待った。おの小田さんがバカとかアホとか言うの?あんなフェミニストみたいなのに?」
「そう、あの小田さんが。フェミニスト…って言い過ぎじゃない?仕事には厳しいって言ってたじゃん。職場では言ってるんじゃないの」