もう一つのダイヤモンド
それでも、完全には戻れななくて、何を話していいか分からなくなった。

半年、会えないのは寂しい…。
待っててほしいと言ってくれたことは、うれしい…。

本当はもっといろんなことを考えるはずなのに、分からなくなってしまった。


唐突に隼人さんが聞いてきた。

「明日、仕事だよな?」

「はい。」

「今日、泊まっていい?それか、うちに移動しないか?」

「………あっ、今体調が…。」
生理だった。行っても…。

「うん?生理?」

さらっと言葉にされて、驚く。医者だからかな…。

「具合悪い?生理痛とかあったりする?」

「今はもう…」

昨日までは鎮痛剤を飲んでいたけど、今日は重いくらいで、もう出血だけだった。そんな、こと細かに説明するのも…。

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