空と君との間には
結城は、ゆっくりと1礼し、顔を上げると、爽やかに笑った。


そして、机の上に置いた画用紙にさらさらと文字を書く。

画用紙をサッと掲げ、会場の隅で、謝罪会見を見守る紗世に向けた。


――紗世、ヒーローにはなれなくても、俺はお前の笑顔が1番好きだ




 Fin.
< 312 / 312 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:31

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

雨に似ている
竹久祐/著

総文字数/56,213

恋愛(学園)143ページ

表紙を見る
表紙を見る
すずめ日記
竹久祐/著

総文字数/37,177

実用・エッセイ(その他)113ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop