ご近所さん的恋事情
抱き心地が良い。抱かれ心地が良い。ドキドキするのだけど、落ち着く感じもある。二人とも同じ思いだった。今夜は刺激あり、癒しありの濃厚な夜になりそうだ。


「お風呂…先に入って」


「うん」


渉がバスルームに行くと瑠璃子はバスタオルを用意して、洗面室に入る。曇りガラスドアの向こうからシャワーの音が聞こえる。声を掛けても聞こえないかな?

シャワーの音が止まる時を待ってから、声を掛けた。


「渉くん、バスタオル、置いておくから使ってね」


「ああ、うん。ありがとう」


微かに見えるシルエットが近づいて来るのが分かった。瑠璃子は急いで、洗面室の外に出る。


「あれ?ハハッ、早いな」


渉がドアを開けたときには、もう瑠璃子はいない。素早い行動に渉は笑う。

どう攻めようかな?どんな反応を見せてくれるんだろう。男なら誰でもする期待は渉の行動さえも早くする。


「もう出たの?」


「うん、瑠璃子さんもどうぞ」


「うん」


「早く出てね。待ってるから」
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