もしも私がーcasket in cremtion。

「これで誰も近づけない。ちなみにあっちのチッコイ機械を攻撃しても無駄だぜ。
 あれはシールドの発動専門、解除ボタンは僕が持ってる。
 つまりこっちからは攻撃し放題!
 カプセルを壊した代償は、キミ達の命で支払ってもらうよ。
 エリックはなるべく攻撃しないでやるけど、腕の一本ぐらいは無くなっちゃうかもね。
 エリスをすぐに他のカプセルに移さなくちゃいけないから、さっさと処分させて貰うよ。」

 声高に叫ぶと、カプセル機械の後ろからマシンガンを取り出して構えた。
 その瞬間!
 
 ズシーン!

 地面が揺れた。

(地震?)

 すると今度は非常警報が鳴り渡った。
 
 ウ~ウ~ と、慌しくサイレンが吠える。

「これは……もしかして、爆弾?」

 エリックは険しい顔をした。

「爆弾って、エリック、まだ時間あるはずじゃんか。」

 靭が小声で話しかけると同時に
 
 ドォーン!ドオーン!と二発、三発と鳴り響いた。

 地面が激しく揺れると、天井がパラパラと崩れ始める。

「ちょっと、壁が崩れる程度じゃなかったの!?爆薬の量!それに、何だかよく分からないけど、葵を説得してから爆弾を仕掛けたって言って交渉みたいなのするんじゃないの?」

 慌てて私が詰問すると、エリックも声を荒立たせた。

「そうだよ!そのはずだよ!」

 真剣の顔をして、エリックは誰かに問うように空に呟く。

「でも……何で?」
 
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