もしも私がーcasket in cremtion。

 思いっきり肯定しておいた。
 これで勝手に別の人と恋に落ちていると勘違いしてくれるだろう。

「……それはそれで、ちょっとおもしろくないなァ」

 ボソっと呟くと、菊之ちゃんの耳がぴくりと動いた。

「え!?何か言った?」

 また菊之ちゃんの目に光がともる。

「ん?何でもないよ。」

 二コリとその光を刈り取る。

「でも菊之ちゃんって、初めは大人しいと思ったけど、結構――」

 うざいんだね――言い掛けた時、永璃が来た。
 いや、もっとオブラートに伝えようとは思ってたよ?
 本当だよ?

「おう靭、おモテになりますねぇ~。まぁ、俺ほどでもないがなっ!」

 自信満々に微笑む永璃。
 むかつくな。からかわれてるんだろうけど、それがむかつく。
 反逆してやれ!

「ふう~ん、でもさ、逆ナンされんのは僕のが多かったよね?」

 にやりと笑うと、永璃は鼻で笑って一蹴した。

「はっ!上には上がいるもんだぜ?」

永璃が指を指した方向を見ると……。

「幟呉さんって、何歳ですかぁ?」

 ロングヘアーの少女がそう聞く。が、
 
 ドン!

 と、ショートカットの少女に押しのけられていた。
 そして、ショートの少女が

「幟呉さんの好みの女性ってぇ――」と聞こうとすると

    ドン!

 ギャル風のお姉さんが押しのけて

「幟呉さぁ~ん!暇な日って、ありま――」また聞きかけで

    ドン!

 今度は、髪にシャギーの入った女の子だ。
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