もしも私がーcasket in cremtion。
紹介し終わえて永璃を見ると、さほど興味のなさそうな顔をしていた。
やっぱり女の人の紹介にあまり意味はなかったらしい。
本当に〝何となく〟だったんだなぁ、と、ふと思うと、永璃が私を見つめた。
「んじゃ、次は俺の番だな」
意気込むようにして言って、にこりと笑った。
「俺の本名は【永璃(ながり) 和稔(かずとし)】んで年は十九。」
「永璃って名字だったの!?」
意外な事実に驚く。
てっきり名前だと思ってた!
「ああ。んで幟呉は【山門(やまと) 幟呉(しぐれ)】十八歳。幟呉。知っての通り、気難しくて神経質。あと、実は極度の人見知りだから、俺達と譲ちゃん以外には基本敬語だな。靭は【柴山(しばやま) 靭(じん)】年は十七。銃を乱射するのが好きだな。案外俺達の中で一番プライド高いの靭かもな。後は、今は料理にはまってるみたいだな、クソ不味いけど……。」
「知ってたの!?」
「おお。何年か前も靭が料理にはまってえらいめにあったな……。ちなみに俺と幟呉は意外と料理出来るんだぜ」
(じゃあ手伝ってよ!)
内心で突っ込みを入れる。
料理は私が作ってたから、心の中では面白くなかった。ちょっとだけだけどね。
話の軸がズレるから言わないけど。
「でもあの時は上手いかどうか聞かれて正直困ったなぁ……。」
「何か、幟呉はズバッと言っちゃいそう。」
「それが言わなかったんだよなぁ。意外なことに。」
「そうなの?」
「そう!まぁ、あいつなりに気を使ったんじゃねぇの?いちよう俺達は幼なじみってやつだしな。俺達ずっと一緒の施設にいたからな」
「施設……にいたの?」
「おう、でも同情は無用だぜ。俺らそういうの嫌いだからさ」