幼いぼくら



な…なんてきれいな字なんだ!!

絶対書けない!!

あたしがぼーっとしてるといつの間にか駅についた。

「梨紗?降りるんじゃなかったっけ?この駅だよね?」

あ、そうだ!!

「じゃあね、相崎!!」

「お、おう…」

~♪

軽やかな音楽がなってドアが閉まった。

あたしはもう心臓バクバクだ。

「梨紗。」

「ん?」

「…しなさいよ。」

…はい?

「あの…もう一度…」

「で・ん・わ!!」

電話?

「電話が何よ。」

かりんはあきれかえったように大きな溜め息をついて、また言った。

「今日!!電話!!しなさい!!」

電話しなさい…って言っても…

「誰によ。」

内心、ちょっと分かってたけどきいてみたくなった。

「ああ!!もう!!相崎に!!」

あ、合ってた…

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