天使な君は儚すぎる夢を僕にくれた
彼女...か。いい響き。


「欲しいよ、欲しいに決まってるって。それがどうかしたのか?」


「だよね、欲しいよね?女に興味ないのかと思ってたから、心配してたの」


「君に心配される筋合いない」


出てけよ、と言いかけた時だった。


彼女の体が神々しく光りを放つ。


何が起きているのかわからなかった。


刹那。


彼女が光を放つ。部屋が振動して物が落ちる。


光と振動がおさまる.........俗に言う天使が目の前にいた。
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