インフィニティ(仮)
でも…





僕の中の黒い衝動はもっと…モット!…と叫び続ける。


握る剣の柄には汗が滴る。


僕は視線を動かさず真っ直ぐ立ちすくんでいた。



…駄目だ。


「恭?」



駄目だ。


駄目だ…駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だダメだだめだ駄メだーーーーっ!!!!



気が付くと僕は手あたり次第に不死者の魂を引き抜きまくっていた。


断末魔が次々に聞こえてくる。そして後に残るのは灰と静寂。


「恭!どうしたんだよ!恭!」

昴君に肩を掴まれ振り向くとフォルセティが邪魔で昴君の顔が見えなかった。


変わりに僕の笑った顔が……フォルセティの刃に映っていた。

「ーーっ!」



反射的に剣を投げ捨ててしまった。


次の瞬間は地面に顔をつけていた。


頭を後ろから誰かに強打されたみたいだ…。


目が…霞む。



次第に僕は気を失っていった。



ーなあ?そろそろ楽に行こうぜ?お前のやりたいようにさ?ー


何か…僕に話しかけてくる。


ダレなんだ!?


大事な何かが浸食されていく感覚。

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