後編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
「では、トシヤくん話すわよ!!
ミカは明日から学校を休んで、舞さんと行動すればいい!
学校にいるのと、舞さんといるのとでは
後者の方が安全。
警察の人と一緒に動いてるなら尚更安全じゃない!つまり!ミカはユウタロウくんのお兄さんの仲間の事件の方につけばいいってこと!とにかく、外にいる時は舞さんとずっと一緒にいればいいの。
そうすれば、紗江さんだっけ?紗江さんの手がまるまるあくじゃない!!
そしたらアイリも楽にるでしょ?」



姉貴が得意気に言い放つと
一様に静まり返った。


……………………………………


……………………………………



姉貴


姉貴!!


いや、お姉様!!!!!


なんていい考えなんだ!!!


姉貴はミカの事となると昔から
頭冴えまくりだからなっ!


すげぇ発想だな…
どっちが危険かで選んだんだろうけど
普通、警察の裏付け捜査の方に行かせるなんて誰も考えないって。
でも、考えてみれば舞さんも、もう警察の人間ではないんだ。あくまで、ボランティアだ。ミカと立場はそんな変わらない。だから、ミカがいたって、別になんてことないんだ!!



すると、明夫君が急に笑い出した



「はっははは!!(笑)
リンカちゃん素晴らしい!!!
リンカちゃんは今すぐにでも警察官採用試験受けた方がいいよ!!!
俺なんか検事なのに、全然気がつかなかった!!そりゃ、いい考えだっ!!
赤木さんがミカについてなければ
こっちの戦力もぐんとアップするし
舞と前川といればミカは安全だ!!」



すると、みんなから拍手が起こった


パチパチパチパチ〜



「レイジのお姉さんサイコー!」


「スーパーおねぇさま!!
サイコーです!!」



「人妻、子持ち、そして頭がキレる…
最高のワード……」



ユウタロウ…いいかげん兄貴にぶっとばされるゾ



「リンカ!すごい!!
私は身体動かす方は得意だけど
そんな発想全く出来なかった!!」


「まぁね、アイリ!
アイリも紗江さんがいたら
楽になるでしょ?本当はアイリも関わらせたくなかったけど、アイリの戦力は
きっとみんな必要だと思ったの。」



「ありがとう〜!リンカ!!
でも私は大丈夫よっ!!
身体も大分仕上がってきて
早くやりあいたいくらいだから!」



「おいおい、そこはもっと控えめにしとけよ!」


「テッタだって言ってたじゃない!」



「まぁ、そうだけど!お前は女だろ!
しかも、俺の彼女!!」



「わかってるわよ!私以外の女が
彼女とか言ったらテッタから地獄行きだからねっ!」



「アイリ、こわっ!」



「もう!ケンゴは黙っててよ!」



「ア、アイリちゃん…
紗江に随分似てきたな…あんまり
影響されないといいんだけど……」



確かに!アイリちゃんがどんどん
あの女3人組に影響されて行く(笑)



< 35 / 40 >

この作品をシェア

pagetop