君と過ごした1ヶ月









それからの日々はあっという間。


夏休みの課題があともう少しってときには夏休みはあと残りわずかだった。


遥はだんだん具合が悪そうになっていった。


もともと細かった腕はさらに細くなっていっている様な気がするし、顔色もあまり良くないみたいだ。


検査も増えたらしく病室を訪ねるといないときもあった。


それでも遥は私が来ると嬉しそうに笑った。



『あ、もうこんな時間だ!帰るね、遥』


「……もう帰んの?」


『寂しいんだー!大丈夫、明日も来るよ』


「寂しいわけないだろ―――家まで送れないけど気をつけて帰れよ」



別れ際、いつもなにか言いたそうな顔をする。


でも遥は言う気はないらしく私も深くは追わなかった。





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