君と僕等を、繋ぐ線。










「そんな事ないですよ、北村さん!! 協力してくださいよ!!」







北村さんの北村さんの腕を掴む。







「・・・・・・・・・・・・・・え。 あぁー。 オレ、あんまり好きじゃないんだけどなー、そっちの分野。 ・・・・・・・・・・・・・・でもまぁ、人数は多いに越した事ないもんな。 里中とか菊池にも声掛けとくわ」







後輩思いの北村さんは、若干の嫌々感を出しつつも協力してくれるらしい。








「・・・・・・・・・・・・・・実はワタシも手を出すの初めてだったりするんですよ。 今まで特に必要性を感じなかったもので」








斯く言うワタシも、未知の世界での試みだったりする。








2人共少々の不安を抱え、苦笑いをしながら今日のところは解散した。








ワタシの作戦は実を結べるのだろうか。







でも、やらなきゃ何も起こらない。







秋さんの願いも叶わない。
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