最後の恋にしたいから
だって、日頃の課長からは想像が出来ないから。
そもそも、私相手に緊張することが考えられない。
「だから、奈々子も敬語はやめて普通に話して欲しいんだ。少しでも、距離が縮まる感じがするだろ?」
「は、はい……」
確かにそうかも。
課長を名前で呼ぶだけで、ずいぶん流れる空気が変わった気がする。
上司にタメ口は抵抗感あるけど、考えてみればあまり接点があった人じゃない。
初めて知り合った人くらいの感覚でいればいいんだわ。
そうすれば、緊張しないはず……。
あてもなく歩きながら、手に汗をかきそうになってきた。
「祐真さん、手、いつまで握ってるの?」
緊張を感じながら、タメ口で聞いてみる。
手を繋がれたことにドキドキしているのか、それともタメ口をきいたことか分からない。
すると、課長は少し意地悪い笑顔を浮かべて言ったのだった。
「いつまでも。だって、奈々子の手って柔らかくて気持ちいいから」
そもそも、私相手に緊張することが考えられない。
「だから、奈々子も敬語はやめて普通に話して欲しいんだ。少しでも、距離が縮まる感じがするだろ?」
「は、はい……」
確かにそうかも。
課長を名前で呼ぶだけで、ずいぶん流れる空気が変わった気がする。
上司にタメ口は抵抗感あるけど、考えてみればあまり接点があった人じゃない。
初めて知り合った人くらいの感覚でいればいいんだわ。
そうすれば、緊張しないはず……。
あてもなく歩きながら、手に汗をかきそうになってきた。
「祐真さん、手、いつまで握ってるの?」
緊張を感じながら、タメ口で聞いてみる。
手を繋がれたことにドキドキしているのか、それともタメ口をきいたことか分からない。
すると、課長は少し意地悪い笑顔を浮かべて言ったのだった。
「いつまでも。だって、奈々子の手って柔らかくて気持ちいいから」