最後の恋にしたいから
「4時か……」
すっかり課長は寝入っていて、気持ち良さそうに寝息を立てている。
本当に彼に抱かれたんだと思うと、恥ずかしさと嬉しさで顔がニヤけてきた。
だけど、着替えを持って来ていないから、朝までに家に帰らないといけない。
いつも通り仕事なのだから仕方ないけど、ここで彼を起こすのは気が引ける。
「送るから起こしってって言われてたけど、やっぱりタクシーで帰ろう」
床に散らばっている服を集めて着替えると、バッグを手に取る……つもりが見当たらない。
「あれ? 確かにここへ置いたはずなのに」
コンタクトを外した上に薄暗くて、ハッキリと景色が見えない。
壁際にチェストがあり、確かにその上に置いたと思っていたのに……。
「これかなぁ」
うっすら確認出来るシルエットでバッグだと確信した私は、それを思い切り手前に引っ張ると、鈍い音を立てて箱が落ちたのだった。
「サイアクだわ」
チェストの上にあった小さな茶色の箱を落としたらしい。
その隣に置いていたバッグも見事に落ち、中身が散乱してしまった。
すっかり課長は寝入っていて、気持ち良さそうに寝息を立てている。
本当に彼に抱かれたんだと思うと、恥ずかしさと嬉しさで顔がニヤけてきた。
だけど、着替えを持って来ていないから、朝までに家に帰らないといけない。
いつも通り仕事なのだから仕方ないけど、ここで彼を起こすのは気が引ける。
「送るから起こしってって言われてたけど、やっぱりタクシーで帰ろう」
床に散らばっている服を集めて着替えると、バッグを手に取る……つもりが見当たらない。
「あれ? 確かにここへ置いたはずなのに」
コンタクトを外した上に薄暗くて、ハッキリと景色が見えない。
壁際にチェストがあり、確かにその上に置いたと思っていたのに……。
「これかなぁ」
うっすら確認出来るシルエットでバッグだと確信した私は、それを思い切り手前に引っ張ると、鈍い音を立てて箱が落ちたのだった。
「サイアクだわ」
チェストの上にあった小さな茶色の箱を落としたらしい。
その隣に置いていたバッグも見事に落ち、中身が散乱してしまった。