小宮の隣・俺のモラル

「いい子いた?」

「いない。」

濱村は、きっぱり答える。

「うわー。正直ー。」

「そういう小宮は、いたのかよ?」

「いないかなー。」

「一緒じゃん。」

濱村をいいって言ってた女の子口説いたなんて、言えるわけないだろ…。

「濱村は、どんな子が好みなの?」

「んー…。好きになった人がタイプ。でも…小宮みたいな、綺麗な顔好きだよ!」

は?!
何言って…。

「濱村ー!酔っ払ってんだろー?」

「なんか、気が抜けたせいかもなぁ…。やっぱり、合コンとか俺に合ってないわー!」

ほんのり顔を赤くして、うつろな目で言う濱村。
テーブルに突っ伏して、寝始めた。

「濱村!こんなとこで寝るな!あっちのベッドいけ!」

「やだ!小宮は、ここにも色んな女連れ込んでんだろー!小宮と寝た女が居たベッドで寝れるかー!」

連れ込んでるけど…。
それは否定しない。
< 36 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop