ひまつぶしの恋、ろくでなしの愛
「エリザベス、明日のことはキャンセルにしたいんだけど、許してくれる?

うんうん、話はまた電話とかメールで聞くよ、うん。

相談があったらいつでも電話して」




「ハーイ、ユリナちゃん、久しぶり!

いやいや、今回はお金のことじゃなくてね、というか、もうそのことで君の手を煩わせる必要はなくなったんだ。

うん、そう、担当の編集者さんが、そういうのやってくれることになったから。

だから、あのほら、銀行とかの、なんだっけ、通帳とか印鑑? あれも返してもらっていいかな。

いやいや、そういうことじゃなくてさ………」




「ミーコちゃん、君とはもう会わないことにしようと思うんだ。

あぁ、泣かないでよ………うん、嫌いになったりするわけないじゃないか。

君は素敵な女の子だよ。

でもね、ずるずる関係を続けるのも良くないでしょ?

うん、そうだよ、そうそう………」




あたしはぽかんとしたまま、先生が次々と女の子たちに別れを告げていくのを傍観していた。




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