喋らないキミへの幸せ
「いえ!ミカお嬢様の隣に座るなど!」



「大丈夫ですよ。座ってください。」



ためらいながら私の隣に座った。



「失礼します…。」



少しの沈黙の後、桐谷さんが口を開いた。



「あの、最近!どうですか…?学校の方は楽しんでらっしゃいますか?」



「…まぁなんとか。」



「…そうですか。何かありましたら遠慮なく申しつけ下さい。」



「はい、ありがとうございます。あ、紅茶入れますね。少し待っててくだ…いたっ。」



立ち上がった時により子から暴力を受けた傷が服に擦れて…。



「どうされたんですか!?」



やばい。ばれたらまた心配しちゃう。



「いえ、なんでもないです。この前こけちゃって…ただの擦れ傷です。」
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