発進受信
「食べ物を玩具のように扱うな!それに戦争の事は不謹慎だぞ!」

「すまん、ちょっとノリに乗っちゃって・・・それでなんだけど・・・」

「なんだ?」

「カツ!ってのはカツサンドにかけてるのか?」

数珠で頭を叩かれる。

「ばか者が!」

うう・・・。

「で、なんの用?」

「・・・」

「ああ、カツサンドが俺に食ってくれって語りかけてくる!このままでは俺の胃袋にマイ
ハウスを建築しそうだ!」

「・・・」

「わかった、わかった、意地悪は止めにして、食いたいんだろ?」

「・・・」

首を横に振る。

「そうか、それじゃ俺の胃袋で二世帯住宅を建築してもらおう」

口に入れようとすると。

それを腕をひっぱってとめる。

「ええい!なんなんだ」

「・・・」

じーっとカツサンドを見てくる。

「食いたいんだろ?」

ふるふると首を振る。

なんなんだ?
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