カレイドスコープ







「響はどうなの?」





「普通に可愛い」








マジで!?







明国の人って平均視力弱いよね…








その時目の前にいた男の子が電車の揺れに耐えきれず転んでしまった






手に持っていたぬいぐるみがこっちに転がってきた







「はい」







すぐに拾いしゃがんで男の子に渡した







「ありがとう」





ペコリと頭を下げた







可愛い~!!







私は周りの目線に注文されていることに気づかなかった








「廣川」







響とその周りの男子生徒がこっちを見ていた








やば…






川島たちは聞いてたのか?という視線を無意識に送ってくる







どうすれば…







ちょうどそのことき川島の家の最寄り駅についた





私は逃げるように電車からでると、後ろから川島もでてきた








き、気まずい







「廣川?」








後ろから呼び止められ反射的に振りかえる






























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