別に好きになってねぇから。
それにしても綾崎くん近距離すぎ。
………早く離れて。
体温が春なのに無駄に熱くて鼓動がうるさいよ。
胸のドキドキが聞こえていたらどうしよう…。
「…序でに書いたからもうお前は座っていいよ」
すると綾崎くんの声が上から下へ流れてきた。
まるで川の流れるように~……。
「いやいやいや!」
綾崎くんに学級委員の役割を任せるなんて絶対嫌です!
「おい。3年A組夕槻先生~!の生徒よ!座れ」
言ってみたかったんだよね、1度。
今日担任は有休を取ったらしく旅行に行ってらしゃり私と綾崎くんの学級委員がHRは指示をとっている。
……綾崎くんと私は命令する権利があるんだ!
「お前に指図されるとか皆可哀想」
「へっ!?」
「ってことで皆が可哀想だからお前は黙ってて」
…綾崎くんは毒舌なのに私以外の生徒達想いなんです。
そんなこんなで生徒が静寂に着席したところで遠足についての説明をし班を決めることになった。
「…綾崎くん班は自由に決めようよ」
「うん。そのつもりだけど」
おおっ!そかそか~!
私綾崎くんと隣の席と同じ班になりたくて班は自由に決めたかった。
だけど綾崎くんも…?
隣の席私がいいのかなぁ…?
「…なに笑ってんの」
「綾崎くんも私の隣の席になりたいから班決め自由なんだね」
「……班決めはくじとか作ってないしくじだとクレームとかあるしそういうの面倒だからそうしたんだけど」
は!?
マジですか…なんて計算お高いんだ。
そしてなんてめんどくさがり屋なんだ。
……ん?
というか綾崎くんも私の隣の席がいいんだねってとこ否定しないの?
「……別に俺はさ。隣が誰だっていい…けど今回はお前が隣だと」
「…楽しくなるの!?」
「めんどくせーよ、こいつの隣の席」
私が目をお星様の様に輝かせてると小槇現る。
「だから俺がこいつの隣の席になってやるよ」
ほらほら何が爽やかボーイだ。
なってやるよ、なんて爽やかボーイが言うか。
って待って!
「隣の席は綾崎くんに既に決定したんだ!」
「はぁ?何時んなの決めたんだよ?」
「………今!」
綾崎くんは苦笑いして私達の会話を聞いてる。
綾崎くんが笑っている!
なんてレアなの!
あのクールな綾崎くんがくそわろたwwwwじゃないか!