Love nest~盲愛~
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昼前、とあるホテルの立体駐車場の車内。
高級セダン車の後部座席に、御影 京夜の姿と細身のスーツをカチッと着こなすクールフェイスの男が1人。
「これが、先日話した情報の詳細と、今日の15時過ぎに、この人物が先日お話しした彼の婚約者を薬物漬けにするために監禁、暴行をする恐れがあります」
「いつもの手だな」
「前にも伝えましたように、これを機に人生をやり直す手助けをお願いしたくて、このような方法に」
「分かってます」
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とある日の昼過ぎ。
とある人物から指示を受けた数名が、白川から指示された場所へと向かった。
都内から少し離れた場所にあり、木々に囲まれた山間部に位置している。
そこには西賀の保養施設があり、普段は孝之の娯楽施設とでも言うのか、女を連れ込むための別宅のような存在。
バーやクラブなどで口説いた女性を持ち帰る為の家。
別荘より一回り大きくて、時には乱交パーティーのようなものも開かれている。
哲平の送迎を終え、妻の面会を終えた白川は、いつもこの屋敷に孝之と女性を送迎しているのだ。
西賀の別宅に到着した男数名は、白川から預かった鍵で室内へと入り込む。
「部屋数が多いから、漏れの無いように」
「了解」
リーダーと思われる男が指示を出すと、他のスタッフが素早く行動に移す。
滞在時間は1時間。
15時近くになると孝之がここへ来るかもしれないという情報が入っている。
小一時間で別宅を後にした男達。
何事もなかったように痕跡一つ残すことなく、その場を後にした。