[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
「い、いいよいいよ!!」



お父さんの提案に即答して、私は何度も首を振った。



だって、お隣さんって…



思い出すと、ついこの間のことも浮かんできた。



気まずいんだよ、あの日から!



顔を見れないくらいに気まずいのは私だけ、だけど。



「私、なんのためにお父さんから柔道習ってると思ってるの!」



こういうときのため、でしょ?と付け足して、私は笑顔で2人を見送ることにした。



安心して、いってらっしゃい!
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