君をひたすら傷つけて
買い物が終わって、食事の前にドライブなんて、デートみたいだと思った。
一番最初に必要なのは、ベビーベッドにベビーカー。それに、チャイルドシート。オムツに肌着に……。買うものはいっぱいある。二人で見て回るつもりだった。一応、ネットで必要なものが何なのか、調べたりはしていた。車で来ているから、買ったものを持ち帰ることも出来るからそれは良かったと思う。
デパートのベビー用品売り場を案内板で探そうとすると、慎哉さんは案内板を横目にチラッと見ただけで、私の手を引いて歩き出した。そして、入った場所はデパートの入り口近くにある有名ブランド店だった。
「え?何でここ??」
「大事な用事があるから」
慎哉さんは私と手を繋いだまま中に入ると、一番奥の方まで歩いて行った。有名ブランドの店内は歩く度に絨毯に少し足が埋まるかと思うくらいに柔らかかった。奥まで行くと、そこには黒のスーツを着た、スタイル抜群の女性が優雅にお辞儀をした。
「いらっしゃいませ」
「マリッジリングをお願いします」
「畏まりました。いくつかご用意しますので、少々おまちください」
私の指にあるのはエンゲージリング。確かに結婚したのだから、マリッジリングは必要だけど、この店はあまりにも高級すぎる。
「こちらはいかがでしょうか?当店でも人気のあるデザインのものでございます」
上等のソファに座ると目の前に出されたいくつかのマリッジリングには見えないようにプライスカードがある。チラッと見ると、どれも桁が違う気がした。店員さんが新しく別な指輪を取りに行っている時に、私は慎哉さんの耳元に囁いた。
一番最初に必要なのは、ベビーベッドにベビーカー。それに、チャイルドシート。オムツに肌着に……。買うものはいっぱいある。二人で見て回るつもりだった。一応、ネットで必要なものが何なのか、調べたりはしていた。車で来ているから、買ったものを持ち帰ることも出来るからそれは良かったと思う。
デパートのベビー用品売り場を案内板で探そうとすると、慎哉さんは案内板を横目にチラッと見ただけで、私の手を引いて歩き出した。そして、入った場所はデパートの入り口近くにある有名ブランド店だった。
「え?何でここ??」
「大事な用事があるから」
慎哉さんは私と手を繋いだまま中に入ると、一番奥の方まで歩いて行った。有名ブランドの店内は歩く度に絨毯に少し足が埋まるかと思うくらいに柔らかかった。奥まで行くと、そこには黒のスーツを着た、スタイル抜群の女性が優雅にお辞儀をした。
「いらっしゃいませ」
「マリッジリングをお願いします」
「畏まりました。いくつかご用意しますので、少々おまちください」
私の指にあるのはエンゲージリング。確かに結婚したのだから、マリッジリングは必要だけど、この店はあまりにも高級すぎる。
「こちらはいかがでしょうか?当店でも人気のあるデザインのものでございます」
上等のソファに座ると目の前に出されたいくつかのマリッジリングには見えないようにプライスカードがある。チラッと見ると、どれも桁が違う気がした。店員さんが新しく別な指輪を取りに行っている時に、私は慎哉さんの耳元に囁いた。