君をひたすら傷つけて
マリッジリングすら念頭になかったのに、その刻印すら私の頭には浮かばない、でも、貰った参考のものと、インターネットで検索すれば、それはそれでいいような気がした。私が選ぶメッセージと慎哉さんが選ぶメッセージはきっと違う。でも、それもいいかもしれない。
よく、お互いとも同じメッセージになってしまったというのは私と慎哉さんには当てはまらない気がする。
「刻印とか迷う」
「迷っていいと思う。雅がどんな刻印を考えるか楽しみだよ」
「そんな……。凝ったこと出来ないし」
「それでもいいよ。イニシャルだけでもいいと思うし。お互いに出来上がりまでの楽しみになるな」
受取書を貰い店を出ると、慎哉さんはまた私の手を握り、歩き出した。店を出るとエレベーターを昇り、ベビー用品の売り場に向かった。今日見るのは、子どもの性別にあまり関係の無い物の予定だった。でも、色々と売り場を見ていると、次々に可愛いものが目に入る。買うつもりはないのに、目に付く。
「可愛いわ」
「そうだな。とりあえず、今日はベッドとかをみて、細々したものは別に買いに行くのもいいと思う。でも、こうやって、売り場を見ていると、数か月後には自分の子どもを腕に抱けるんだよなって改めて思うよ」
「楽しみだけど、不安もある。でも、雅といれば、二人なら育児も楽しいと思う。雅と結婚したって、実感はまだないけど、それでも一歩一歩進んでいるのは分かる。いいもんだな」
「育児は楽しいだけではないらしいから、心配よ」
「それでも雅と一緒なら大丈夫」
よく、お互いとも同じメッセージになってしまったというのは私と慎哉さんには当てはまらない気がする。
「刻印とか迷う」
「迷っていいと思う。雅がどんな刻印を考えるか楽しみだよ」
「そんな……。凝ったこと出来ないし」
「それでもいいよ。イニシャルだけでもいいと思うし。お互いに出来上がりまでの楽しみになるな」
受取書を貰い店を出ると、慎哉さんはまた私の手を握り、歩き出した。店を出るとエレベーターを昇り、ベビー用品の売り場に向かった。今日見るのは、子どもの性別にあまり関係の無い物の予定だった。でも、色々と売り場を見ていると、次々に可愛いものが目に入る。買うつもりはないのに、目に付く。
「可愛いわ」
「そうだな。とりあえず、今日はベッドとかをみて、細々したものは別に買いに行くのもいいと思う。でも、こうやって、売り場を見ていると、数か月後には自分の子どもを腕に抱けるんだよなって改めて思うよ」
「楽しみだけど、不安もある。でも、雅といれば、二人なら育児も楽しいと思う。雅と結婚したって、実感はまだないけど、それでも一歩一歩進んでいるのは分かる。いいもんだな」
「育児は楽しいだけではないらしいから、心配よ」
「それでも雅と一緒なら大丈夫」