君をひたすら傷つけて
お兄ちゃんと一緒にいるとどうしてこんな気持ちになるのだろう。義哉が亡くなってから、私はお兄ちゃんと一緒に何度も食事をした。接待をするために下見という名目はあるけど、私にとっては癒された時間だった。そして、今日もお兄ちゃんと一緒にいて癒された。
一緒に居ると時間が過ぎるのが早く、もう私の住むアパルトマンの下まで着てしまった。
「ここに住んでいるんだな。日本にいる時はどんな場所に住んでいるのだろうかと思ったけど、綺麗だし趣もある」
「見た目はかなり古いけど、中は可愛いのよ。中を見ていく?」
「いや、今日はもう遅い。雅も早く寝ないと身体の疲れが取れないよ。それと、明日は楽しみにしているから、起きたら連絡して」
「うん。分かった。起きたら連絡するから」
「ああ。待ってる。じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい」
お兄ちゃんに手を振ってから自分の部屋に入ると寝室に直行でベッドにダイブした。お兄ちゃんに久しぶりに会えた興奮が身体を包んでいて、さっきまで一緒にいたのに私はまたお兄ちゃんに会いたくなる。
『起きたら会えるから』
自分に言い聞かせながら目を閉じると頬が濡れていた。お兄ちゃんに会うとどうしても義哉のことを思い出す。会えて嬉しいのに、胸の奥が軋んだ。
一緒に居ると時間が過ぎるのが早く、もう私の住むアパルトマンの下まで着てしまった。
「ここに住んでいるんだな。日本にいる時はどんな場所に住んでいるのだろうかと思ったけど、綺麗だし趣もある」
「見た目はかなり古いけど、中は可愛いのよ。中を見ていく?」
「いや、今日はもう遅い。雅も早く寝ないと身体の疲れが取れないよ。それと、明日は楽しみにしているから、起きたら連絡して」
「うん。分かった。起きたら連絡するから」
「ああ。待ってる。じゃ、おやすみ」
「おやすみなさい」
お兄ちゃんに手を振ってから自分の部屋に入ると寝室に直行でベッドにダイブした。お兄ちゃんに久しぶりに会えた興奮が身体を包んでいて、さっきまで一緒にいたのに私はまたお兄ちゃんに会いたくなる。
『起きたら会えるから』
自分に言い聞かせながら目を閉じると頬が濡れていた。お兄ちゃんに会うとどうしても義哉のことを思い出す。会えて嬉しいのに、胸の奥が軋んだ。