君をひたすら傷つけて
鏡を見ながらそっと自分の唇に手を触れるとアルベールのことを思い出してしまう。
こんな私には勿体ない位の人だと思う。アルベールのことは会うたびに好きになっている。それは間違いない。あの優しさに応えたいとも思っている。それなのに自分で決めたことなのに心が揺れてしまう。静かに目を閉じてみると、浮かんできたのは義哉の笑顔で無邪気な笑顔に胸がチクッと痛んだ。
「義哉はどう思う?私はアルベールと一緒に居ていいと思う?もっと好きになれるのかな?私がアルベールと恋をしても怒らない?」
瞼の裏の義哉は笑ったままで何も私には語りかけてこない。どんなに思っても私の記憶中だけでしか生きてない義哉は優しく微笑むばかりだった。
『駄目だって俺のことだけ見てろ』って言って欲しいと思うけど現実にはありえない。それなのに思ってしまう。義哉に会いたいと…。
「義哉。私、幸せになれるかな?」
そんな呟きを漏らすと涙で瞳は潤み、拭う前に頬に零れ落ちてしまう。流れる涙は止まることなくベッドのシーツに吸い取られていく。
初めての恋はこんなにも私の心を縛り付けてしまっている。こんな揺れているならアルベールの気持ちを受け入れるべきではない。
それなのに、それなのに。私はもう一度恋をしようとしている。
こんな私には勿体ない位の人だと思う。アルベールのことは会うたびに好きになっている。それは間違いない。あの優しさに応えたいとも思っている。それなのに自分で決めたことなのに心が揺れてしまう。静かに目を閉じてみると、浮かんできたのは義哉の笑顔で無邪気な笑顔に胸がチクッと痛んだ。
「義哉はどう思う?私はアルベールと一緒に居ていいと思う?もっと好きになれるのかな?私がアルベールと恋をしても怒らない?」
瞼の裏の義哉は笑ったままで何も私には語りかけてこない。どんなに思っても私の記憶中だけでしか生きてない義哉は優しく微笑むばかりだった。
『駄目だって俺のことだけ見てろ』って言って欲しいと思うけど現実にはありえない。それなのに思ってしまう。義哉に会いたいと…。
「義哉。私、幸せになれるかな?」
そんな呟きを漏らすと涙で瞳は潤み、拭う前に頬に零れ落ちてしまう。流れる涙は止まることなくベッドのシーツに吸い取られていく。
初めての恋はこんなにも私の心を縛り付けてしまっている。こんな揺れているならアルベールの気持ちを受け入れるべきではない。
それなのに、それなのに。私はもう一度恋をしようとしている。