君をひたすら傷つけて
ドアを開けて寝室の中に入るとカーテンがまだ引かれてなく月明かりが綺麗だった。差し込む光で寝室のベッドが光の中で浮かんでいるように見える。私はそのベッドに座ると月の光をみていた。
しばらくして、リビングで電気の消される音が聞こえ、カチャっと音を立てて、寝室のドアが開いた。そこにはスウェットのズボンを履いているだけで上半身は裸のまま、首からタオルを掛けただけのアルベールの姿が目に入った。髪はまだ少し濡れているのか艶やかに月の光を浴びて輝いている。
アルベールはベッドの上にいる私を見て動きを止めていた。顔に浮かぶ困惑の表情は素直な気持ちだろう。
「雅。どうして?雅のベッドは客室に用意したって言ったけどわからなかった?」
「一緒に居たいの。朝まで」
「自分の言っている意味分かっているの?」
「うん」
そんな私の言葉にアルベールは一つ溜め息を落とした。
「我が儘だね」
「うん。我が儘なの。嫌い?」
「俺がどんな雅も嫌いになるわけないよ。でも、俺を煽ってどうするの?」
「甘やかせるのが仕事なんでしょ。甘やかしてよ」
アルベールは端正な顔に穏やかな微笑みを浮かべたのだった。
「本当に雅には参ったよ」
しばらくして、リビングで電気の消される音が聞こえ、カチャっと音を立てて、寝室のドアが開いた。そこにはスウェットのズボンを履いているだけで上半身は裸のまま、首からタオルを掛けただけのアルベールの姿が目に入った。髪はまだ少し濡れているのか艶やかに月の光を浴びて輝いている。
アルベールはベッドの上にいる私を見て動きを止めていた。顔に浮かぶ困惑の表情は素直な気持ちだろう。
「雅。どうして?雅のベッドは客室に用意したって言ったけどわからなかった?」
「一緒に居たいの。朝まで」
「自分の言っている意味分かっているの?」
「うん」
そんな私の言葉にアルベールは一つ溜め息を落とした。
「我が儘だね」
「うん。我が儘なの。嫌い?」
「俺がどんな雅も嫌いになるわけないよ。でも、俺を煽ってどうするの?」
「甘やかせるのが仕事なんでしょ。甘やかしてよ」
アルベールは端正な顔に穏やかな微笑みを浮かべたのだった。
「本当に雅には参ったよ」