君をひたすら傷つけて
さやかはサバサバした性格で世話好き。男の子にも女の子にも友達はいっぱいいるし、スポーツも得意だし、勉強も出来る。顔も可愛いしすらっとした姿は視線を集めていた。さやかは私の自慢の親友だ。学年に何人もさやかのことを好きだと言っている男の子はいる。
それでも特定の彼氏を作らなかったのに高取くんを好きで告白するなんて…。私は親友の恋を応援する?そんなことが出来る?
「そんな顔をしないでよ。冗談よ。私は大学に入るまでは特定の彼は作らないの。だって恋愛よりももっとやりたいことがいっぱいあるんですもの。高取くんは素敵だと思うけど男として好きという感情はないから」
「え?」
さやかはそういうと卵焼きを口に入れる。ならなんで『高取くんを好きかも』とかいうんだろう。昼休みで騒がしい教室では私とさやかの声は掻き消される。でも、私の心の中の衝撃は消えない。
「どうしてそんなことを言うの?」
「高取くんは私たちが自由登校になっている間にまた転校していなくなるんだったよね。そんなの寂しいから、雅の後押し」
さやかの告白と私の後押しの関係が分からない。後、二週間で自由登校になる。さやかのいう通りで高取くんは一緒に卒業を迎えることなくまたどこかに行く。三月の卒業を一緒に迎えることはない。それは転校した時から分かっていることだった。
それでも特定の彼氏を作らなかったのに高取くんを好きで告白するなんて…。私は親友の恋を応援する?そんなことが出来る?
「そんな顔をしないでよ。冗談よ。私は大学に入るまでは特定の彼は作らないの。だって恋愛よりももっとやりたいことがいっぱいあるんですもの。高取くんは素敵だと思うけど男として好きという感情はないから」
「え?」
さやかはそういうと卵焼きを口に入れる。ならなんで『高取くんを好きかも』とかいうんだろう。昼休みで騒がしい教室では私とさやかの声は掻き消される。でも、私の心の中の衝撃は消えない。
「どうしてそんなことを言うの?」
「高取くんは私たちが自由登校になっている間にまた転校していなくなるんだったよね。そんなの寂しいから、雅の後押し」
さやかの告白と私の後押しの関係が分からない。後、二週間で自由登校になる。さやかのいう通りで高取くんは一緒に卒業を迎えることなくまたどこかに行く。三月の卒業を一緒に迎えることはない。それは転校した時から分かっていることだった。