君をひたすら傷つけて
「恥ずかしいくらいがいいじゃない。初々しくて。さ、冗談はこのくらいにして、そろそろ仕事モードにならないとね。いくら知り合いばかりだからと言って気を抜くわけにはいかないのよ。この撮影が日本の事務所での初めての大きな仕事になる。これが上手く行けば、日本事務所も軌道に乗る」
「私は何をしたらいいの?」
「今日はいいけど、明日からはアシスタントとして頑張って貰う。で、今日の一番の仕事は橘聖に慣れること。本当に破天荒な男だから、驚かないでね。まあ、その前に私が驚かすとは思うけど」
「リズが驚かすの?」
「そう。私が先制させて貰う」
リズと一緒に向かったレストランはホテルの最上階にあった。高取さんの名前を言うと、すぐにレストランの中に案内された。少し薄暗い店内はリズのようにドレスアップした人ばかりで、リズほどではないが、ワンピースを着て来てよかったと思った。私の持っていた服だったら、レストランの中にも入れなかっただろう。
それほどの格式のあるレストランの奥の個室に案内された。
案内された部屋に入るとそこには、篠崎さんとお兄ちゃんの姿があった。入ってきた私とリズを見て、篠崎さんはゆっくりと立ち上がった。
「リズさん。雅さん。今日はありがとうございます」
「こちらこそお招きいただきありがとうございます」
篠崎さんの左にお兄ちゃん。右には橘さんが座るのだろう。私はお兄ちゃんの横に座り、リズが橘さんの座るはずの横の席に座ろうとした時だった。さっき、私たちを案内してきた店員が男の人を連れて部屋に入ってきた。
「私は何をしたらいいの?」
「今日はいいけど、明日からはアシスタントとして頑張って貰う。で、今日の一番の仕事は橘聖に慣れること。本当に破天荒な男だから、驚かないでね。まあ、その前に私が驚かすとは思うけど」
「リズが驚かすの?」
「そう。私が先制させて貰う」
リズと一緒に向かったレストランはホテルの最上階にあった。高取さんの名前を言うと、すぐにレストランの中に案内された。少し薄暗い店内はリズのようにドレスアップした人ばかりで、リズほどではないが、ワンピースを着て来てよかったと思った。私の持っていた服だったら、レストランの中にも入れなかっただろう。
それほどの格式のあるレストランの奥の個室に案内された。
案内された部屋に入るとそこには、篠崎さんとお兄ちゃんの姿があった。入ってきた私とリズを見て、篠崎さんはゆっくりと立ち上がった。
「リズさん。雅さん。今日はありがとうございます」
「こちらこそお招きいただきありがとうございます」
篠崎さんの左にお兄ちゃん。右には橘さんが座るのだろう。私はお兄ちゃんの横に座り、リズが橘さんの座るはずの横の席に座ろうとした時だった。さっき、私たちを案内してきた店員が男の人を連れて部屋に入ってきた。