君をひたすら傷つけて
お兄ちゃんは穏やかに微笑むと、私に笑いかけた。
「ありがとうございます。では、雅は私が送っていきます。今日は本当にありがとうございました。それでは明日の夜7時にアトリエの方に篠崎と一緒にお伺いします」
「はい。では、明日お待ちしています。
雅。また明日。今日は本当に楽しかったよ。また、一緒に飲みに行こう」
「う、うん。じゃ、また明日」
そういうと、雅人はアトリエのある方に向かって歩いて行った。私は横にいるお兄ちゃんを見上げると、いつもとは違う厳しい仕事をしている時のような顔をしている。お兄ちゃんのことだから、既に明日の段取りをしているのかもしれないと思った。
「雅。阿部さんはどんな人なんだ?」
「大学のサークルの同級生で、大学を卒業してからデザイン関係で留学してた人だよ。彼のデザインは清楚で綺麗だから、里桜ちゃんの為にいいドレスを作ってくれるとは思うけど……」
「名前で呼ぶほど仲がいいのか?」
「サークルのしずか先輩とレンジ先輩の意向で、苗字で呼ばないようにって途中からなったの。だから、私も雅人も名前は呼び捨てなの。でも、雅人は同級生の中でも話したことはある方かな。でも、この間の撮影で会って、声を掛けられなかったら、きっと、私は気づかなかったかもしれない」
「そうか」
「お兄ちゃん。ご飯は食べたの?」
「軽くだが食べた」
こういう時のお兄ちゃんはきっと食べてない。
「さっきの店。可愛かったけど、量が少なくて、あまり食べてないから、近くで焼き鳥でも食べない??」
「無理しないでいいが、久しぶりに焼き鳥もいいな」
「でしょ。お兄ちゃん、車は?」
「置いてきた。帰りはタクシーだよ」
「なら、一緒に少しだけ飲めるね」
「ああ」
「ありがとうございます。では、雅は私が送っていきます。今日は本当にありがとうございました。それでは明日の夜7時にアトリエの方に篠崎と一緒にお伺いします」
「はい。では、明日お待ちしています。
雅。また明日。今日は本当に楽しかったよ。また、一緒に飲みに行こう」
「う、うん。じゃ、また明日」
そういうと、雅人はアトリエのある方に向かって歩いて行った。私は横にいるお兄ちゃんを見上げると、いつもとは違う厳しい仕事をしている時のような顔をしている。お兄ちゃんのことだから、既に明日の段取りをしているのかもしれないと思った。
「雅。阿部さんはどんな人なんだ?」
「大学のサークルの同級生で、大学を卒業してからデザイン関係で留学してた人だよ。彼のデザインは清楚で綺麗だから、里桜ちゃんの為にいいドレスを作ってくれるとは思うけど……」
「名前で呼ぶほど仲がいいのか?」
「サークルのしずか先輩とレンジ先輩の意向で、苗字で呼ばないようにって途中からなったの。だから、私も雅人も名前は呼び捨てなの。でも、雅人は同級生の中でも話したことはある方かな。でも、この間の撮影で会って、声を掛けられなかったら、きっと、私は気づかなかったかもしれない」
「そうか」
「お兄ちゃん。ご飯は食べたの?」
「軽くだが食べた」
こういう時のお兄ちゃんはきっと食べてない。
「さっきの店。可愛かったけど、量が少なくて、あまり食べてないから、近くで焼き鳥でも食べない??」
「無理しないでいいが、久しぶりに焼き鳥もいいな」
「でしょ。お兄ちゃん、車は?」
「置いてきた。帰りはタクシーだよ」
「なら、一緒に少しだけ飲めるね」
「ああ」